S14最終870位 鰤双月
初めまして、ずんだ餅と申します。
今回ポケモンSVのS14にてようやく最終3桁を達成することが出来たので、記事を残させて頂きます。
初めての構築記事になるので抜けている部分など多々あると思いますがご了承ください。
使用構築です。一応レンタルも出すので良ければ使ってみてください。
構築の見た目、かっこいい
【コンセプト】
・ステロを強く使う
・イバンブリジュラスでの初見殺し
・対面と展開の2つの選出を用意することにより柔軟に対応する
【構築経緯 以下常体】
今季は新ルールということもあり環境が非常に纏まりづらく、対策も固まりきっていないと感じ、最も新ポケが活躍できるシーズンだと考えた。
中でも、シーズン中盤あたりから型の豊富さにより対処が難しいと話題になっていたブリジュラスに目をつけた。
どの型のブリジュラスを使うか悩んだが、数あるブリジュラスの中でも自分が1番使われて強いと感じたのが頑丈イバンブリジュラスだったため、このポケモンを軸に構築を組むことにした。
頑丈イバンブリジュラスの初手性能が異常に高く、またステロを撒く展開が非常に多かったため、ステロと相性の良いポケモンで周りを固めることにした。
その際ステロとの相性の良さによる荒らし性能、自らもエースになれる点や単体スペックの高さから、残飯欠伸瞑想ガチグマを採用。
3番手として、ステロ欠伸で荒らした後のスイーパー兼抜きエースとして襷悪ウーラオスを採用。今季は悪技の通りが良く、その対面性能の高さも評価しての採用。
この3匹での対面選出を軸とした。
対面選出だけでなく、ステロを生かした展開選出も組み込みたいなと考え、ステロ展開と相性が良くガチグマが出しにくいイーユイ入りや水ポン入りなどに対して強く出れる点や舞った時の破壊力を評価しエナジートドロクツキを採用。
ここまででパオジアンが重かったためパオに強く、選出画面で睨みを効かせる役割かつ壁貼り+アンコールでツキの竜舞のサポートが出来、両ウーラに対しても強く出れるゴツメアロキュウを採用。
最後に受け絡みに強く出たかった+重いツツミ絡みに選出するためのチョッキ格闘テラスサーフゴーを採用。
構築が完成した。個体紹介でも述べるが、ツキやサーフゴーの調整はS12最終27位を取ったさにーさんの構築を参考にした形になるので、非常に似通った構築になった。
【個体紹介】
ブリジュラス うっかりや(C↑D↓) 特性:頑丈
持ち物:イバンのみ
テラスタイプ:ステラ
努力値:CS252A4
実数値:H165-A126-B150-C194-D76-S137
○アイへ採用&どうせ特殊はペラペラなのでDに下降補正
技構成:流星群 アイアンヘッド ミラーコート ステルスロック
構築の核
選出率ほぼ100%の初手投げ最強ポケ。今回はステロが刺さっている構築に是が非でもステロを撒きたかったため、イバンで採用。初手置きで使うならジャポやレッドカードも面白そうだと思った。
頑丈イバンによる強引なステロ撒きや、頑丈ミラコによる対特殊ポケモンへのワンパン(特に初手ガチグマに非常に刺さった)、C125によるシンプルな高火力など強い要素が盛りだくさんのポケモン。あと地味に速い。
このポケモンの強みは方の豊富さによる対処のしづらさ、持久力というインチキ特性を持っていることによって相手にケアを強要させる圧力だと思っている。実際相手が勝手に持久力をケアして弱気な行動を取ってくれたり、逆に頑丈を無視して高火力特殊で吹き飛ばそうとしてきたりと、型の豊富さによって相手がバグった行動をすることが多々あった。Twitter(現X)でも度々目にした「ブリジュラスキモすぎ」という発言、使ってみても分かったが型が多すぎる&対処をミスるとそのまま負けに直結しかねない性能のせいでキモすぎと言われても仕方ないのかなと感じた。
技構成は、雑に打って火力を出せる流星群、対特殊に対して打つミラーコート、頑丈イバンで使っている以上ステルスロックまでは確定で、残り1枠はラスターカノンにしていたが、流星群で相手の初手をワンパンした後にカミ後投げから瞑想を積まれる展開が多かったため、それに抗うためアイアンヘッドを採用。イバンアイへでの上から怯ませる動きも何試合かあったため、これで正解だと感じた。テラスはほとんど切る事がないため、優秀な耐性を残しながら火力も上げれるステラで採用。1回もテラスは切っていない。
ガチグマ(暁) 控えめ(C↑A↓) 特性:心眼
持ち物:たべのこし
テラスタイプ:毒
努力値:H244 B76 C4 D108 S76
実数値:H219-A×-B150-C170-D99-S82
○HB…特化カイリューのスケイルショット5発を残飯回復込みで2耐え
○S…ミラー意識で多めに
○HD…余りでなるべく高く
技構成:ブラッドムーン 大地の力 瞑想 欠伸
ガチすぎる最強のクマ。ステロ+欠伸による流し&荒らし性能、欠伸単体の詰ませ性能、瞑想による抜き性能どれを取っても最強クラスのポケモン。
こいつを選出する際はほとんどこいつにテラスを切った。今まで自分はこのポケモンを毛嫌いしていたが、今までなんで使ってこなかったのか不思議なレベルで強かった。残飯込みであらゆる攻撃を耐えることができ、欠伸による詰めがシンプルに強力だった。
ただ見ての通り耐久にかなり努力値を割いてる分、火力がカツカツなのでブラッドムーンをミリ耐えされることがよくあった。
技構成はメイン打点のブラッドムーンと大地の力、ステロと相性が良くコンセプト上必須な欠伸、足りない火力補助や眠らせてきた相手を起点にして全抜きを狙うために必要な瞑想で完結していると思う。
テラスはハバカミに対して強く、草技や格闘技を半減にできる毒。
ウーラオス(一撃) 意地っ張り(A↑C↓) 特性:不可視の拳
持ち物:きあいのタスキ
テラスタイプ:ゴースト
努力値:AS252 B4
実数値:H175-A200-B121-C×-D72-S149
技構成:暗黒強打 不意打ち ドレインパンチ 剣の舞
狙って黒閃を出すことが出来る術師。
ステロ欠伸で荒らしたあとのスイーパーかつ、欠伸で眠らせた相手を起点に全抜きするエースとしての採用。
シンプルに対面性能が高く、今季は悪技の通りが良かったため、強打連打してるだけで終わる試合もあった。
剣舞+不意打ちによる捲り性能も非常に高く、ラストのこいつ1匹で不意打ち択込みで逆転することもよくあった。
困ったら投げてたし、投げた試合はほとんど活躍してくれた。
ディンルー展開が重かったため、ドレインパンチの枠はインファイトでも良かったかもしれない。
テラスは、ミラーで格闘技を透かせたり神速を透かして剣舞を積めるゴースト。破壊力を上げる悪と迷ったが、今季はボディプレスブリジュラスに対しても有効に働いた場面があったためゴーストのまま使い続けた。
トドロクツキ 意地っ張り(A↑C↓) 特性:古代活性
持ち物:ブーストエナジー(A上昇)
テラスタイプ:飛行
努力値:H132 A4 B140 D4 S228
実数値:H197 A176 B109 C× D122 S168
○HB…特化カイリューの非テラス鉢巻神速2耐え(2.8%でしか落ちない)
○HD…特化メガネサフゴの非テラスゴールドラッシュ最高乱数切り耐え
○S…最速100族抜き
○A…余り。
S13のさにーさんの調整をそのまま使わせて頂きました。
技構成:アクロバット、叩き落とす、羽休め、竜の舞
構築のもう一体の月。見た目がカッコよすぎる。
主にガチグマが出しにくい水ポン入りやイーユイ入りに出し、舞って全てを破壊していく。
普通にツキが刺さってそうな構築であればガンガン選出し、素晴らしい活躍をしてくれた。
技構成はメインウェポンであるアクロバット、追加効果最強かつ一致打点の叩き落とす、体力管理のための羽休め、エースとしての役目を果たすための竜舞で完結している。
テラスはアクロバットが最強になる飛行。
こいつもテラス依存度が高いポケモンのため、テラス依存度の低いステロ撒きであるブリジュラスとの相性が良かった。
キュウコン(アローラ) 性格:臆病(S↑A↓)
特性:雪降らし
持ち物:ゴツゴツメット
テラスタイプ:水
努力値:H212 B228 C4 D4 S60
実数値:H175-A×-B124-C102-D121-S150
○S…準速ラオス抜き
○C.D…端数
○HB…物理意識で余り全部
技構成:ムーンフォース オーロラベール アンコール フリーズドライ
可愛い。ビジュが神
構築単位で重いパオジアンに対して強く出れる顔をしている枠。実際には電気テラバに押し切られたりするからパオに超絶有利という訳ではない。ただやはり選出画面での圧力や、壁+アンコールによる裏の積みエースのサポートなど、唯一無二の性能は持っているため、そのまま使い続けた。電気テラ以外のパオジアンには非常に強く出れるうえ、ゴツゴツメットでの採用のため、両ウーラに強い点は評価ポイントだった。ツキとよく一緒に選出した。
技構成はメイン打点のムーンフォース、存在意義のオーロラベール、後続のサポートや起点回避のためのアンコールまでは確定で、残り1枠はよく分からないままランドロスなどへの打点としてフリーズドライで使い続けたが、凍える風とかでも良かったかもしれない。
テラスはほぼ切らないが、一応鋼を半減に出来たり水ウーラに強い水。
サーフゴー ひかえめ(C↑A↓) 特性:黄金の体
持ち物:突撃チョッキ
テラスタイプ:格闘
努力値:H164 B4 C220 D36 S84
実数値:H183-A×(A0個体)-B116-C199-D116-S115
○HD…特化暁ガチグマの大地+真空波95.3%耐え、特化サフゴのシャドーボールで瀕死確率12.5%
○C…H4イーユイが気合玉で93.7%で落ちる、H4サフゴがシャドボで確定1発
○最速暁ガチグマ抜き
こちらもS12のさにーさんの調整をそのまま使いました。
技構成:ゴールドラッシュ、シャドーボール、チャージビーム、気合玉
対受け構築用サフゴと思いきや普通に受け以外にも出してたサフゴ
チョッキを持たせることによって構築単位で重いテツノツツミに対して有利に動くことが出来たり、格闘テラスのおかげで気合込めればイーユイに勝てたりパオや悪ラオスの悪技を半減出来たり、ガチグマに対してもそこそこやれたりと意外と活躍の幅は広かった。受けループに対しても強い顔はでき、ドヒドサフゴ対面を作ってチャージビームでCが上がれば+1テラス気合玉でハピを押し切ったり出来る。
運が絡むので受けループにド安定で勝てるわけではないが、自分が戦っていた順位帯には余り受けループがいなかったこともあり、雰囲気程度の対策になった。それよりもツツミが重すぎたことが問題だったため、対ツツミ性能、対受け性能を求めつつ汎用性もなるべく落とさないようにしようとした結果こうなった。多分他にもっといいポケモンはいる。ちなみに最終日は1回も受けループに当たらなかった。
【選出】
・ブリ+ガチグマ+ウーラ
・ブリ+キュウコン+ツキ
・ブリ+サフゴ+ウーラ(受けよりのにはこれが多かった)
とか。迷ったらブリ+ガチグマ+ウーラ。対BIG6系統もこっちの方が勝率高かった。
ブリジュラスが頑丈のおかげで一撃技を拒否できるため、地割れや零度のストレスは軽減できてたと思う。
【重いポケモン】
・電気パオ
→キュウコンが普通に押し切られるため非常にきつい。ガチグマのテラス込みで怯まなければ戦えはする。
・キョジオーン
→ガチグマがそこそこキョジに強めではあるが、上手いキョジ使いにはボコボコにされたので諸説。
・ブリジュラスに対してスカーフ蜻蛉+メガネサフゴorメガネカミ着地の動き
→重いポケモンでは無いが最終日は特にこの動きをされた。ブリジュラスをメタる動きとして今後流行るだろうなーと思いながらボコボコにされていた。
→数は少なかったが、基本ドリュウズに上を取られている構築のため、上からアイへや地震連打されてるだけでボコボコにされた。ガチグマの気合いで何とかしていた。
・どくびし展開
→毒を拒否できるポケモンがほぼ居ないため苦しかった。多分1番負けた
【実績】
TN:ずんだもち 最終レート1957 最終順位870位
【最後に】
まずはようやくSVになって初めての最終3桁を達成することが出来て嬉しいです。構築自体は他の強い人の構築を参考にしたとはいえ悪くない構築は作れたと思うし、最終日付近は3桁の人とも戦うことが多くプレイングにも磨きがかかったのでは無いかとおもいます。周りの人が強いひとだらけなので、定期的にモチベを貰えてることに感謝しています。今回は体力が万全でなかったことやメンタル面でひよったことなどで、潜り続けることは出来なかったことは心残りです。次回からは最終日も潜り続けるメンタルも鍛えていこうと思います。また、自分自身ポケ勢の知り合いは少ない方なので、こんな自分でも絡んでくれる人がいましたら是非X(旧Twitter)の@ahozundaをフォローしてください!ポケモン以外にも色んなゲームやってるのでそちらでも宜しければ是非。
1つ目標を達成出来たことでさらにポケモンのモチベが上がったのを実感しています。ポケモン、最高のゲームです。
ここまで読んで頂きありがとうございました。また構築記事を書けるように頑張ります。
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